
月に雁
前回の見返り美人に続いて、「月に雁」についてご説明いたします。
国内のプレミア切手の中で、見返り美人に次いで、高価なプレミア切手となります。
月に雁は現在でも値段相場が上がっているプレミア切手となります。
プレミア切手!「月に雁」とは!?
切手趣味週間シリーズの「月に雁」ですが、発行年は1949年に発行がおこなわれています。
月に雁のデザインは、浮世絵師 歌川広重が描いたデザインとなります。
実はこの切手、コレクターからすると、「見返り美人」よりも貴重な切手となっており、大変人気な切手の一つとなります。
また当時としては珍しいサイズの切手となっているので、発行してからすぐに完売した様です。
発行枚数は150万枚とも言われています。
月に雁がプレミア化した理由は
月に雁がプレミア化した理由は、当時では珍しいサイズとデザインが秀逸だったのが1つプレミア化した理由の一つと考えられています。
そして、圧倒的な人気とコレクターのファンの多さもあり、金額がどんどん吊り上がり、プレミア切手の仲間入りを果たしたと考えられます。
今での根強く人気が高い切手となりますので、「月に雁」は非常に高値で取引がおこなわれています。
もしご自宅で「月に雁」がある場合は、お早目の売却をすることをおすすめします。
今後の月に雁の価値は??
今後の月に雁の価値としては、下がっていく傾向が強いでしょう。
現在でも高い金額で取引されていますが、それがこの10年後、20年後まで持つか?と問われると疑問が残ります。
切手全体の市場では、やはり切手は衰退していく傾向があるので、それと同時にプレミア切手の価値もある程度の切手以外は衰退の一途をたどる様なことも考えられます。
月に雁の価値が下がってからでは遅いですので、今、お持ちの場合は、一番高く月に雁を買取してくれる業者に依頼をした方がよろしいかと考えます。